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保育園の種類
認可保育所と認可外の違い

保育園の種類や違いを知りたい方へ。

認可保育園と認可外保育園の違い

DIFFERENCE

「保育園」と一口に言っても、実は様々な種類があることをご存じでしょうか?

2012年(平成24年)に「子ども・子育て支援法」を制定し、政府が待機児童解消へ本格的に乗り出して以降、保育施設は増加の一途をたどっていきます。
その中で様々な施設形態が生まれたり、細分化されたりしていきました。
ここでは、認可保育所と認可外って何が違うの?といった素朴な疑問や保育所の種類・その特徴について解説していきます。

項目 認可保育園 認可外保育園
児童福祉に基づく認可 あり なし
国からの補助金 あり なし
保育対象 保育者の就労などで保育が必要な子ども 保護者が保育を希望する子ども
入園方法 申込者の中から自治体が選考 園に縁に直接申し込む
保育時間 8〜11時間 制限なし
保育料 ※ 保護者の収入により決定(3〜5歳児は無償) 園により様々(「保育の必要性の認定」により一定額まで無償)

認可・認可外をさらに詳細に分けると以下の表になります。

認可・認可外保育園の詳細分類図

認可保育園は、児童福祉法に基づいて国が定めた基準(保育士の人数・施設の広さ・設備など)を満たし、 市区町村の自治体から認可を受けて運営されます。

一方、認可外保育園は、国の基準には満たないものの、 市区町村の自治体が定めた要綱に基づいて運営されており、夜間保育や長時間保育などの保護者のニーズに寄り添った保育を実現するために、 あえて認可の申請をしない園もあります。

メリット デメリットについて

MERIT DEMERIT

保育園施設ごとにメリット / デメリットの一覧になります。

メリットのアイコン

メリット

デメリットのアイコン

デメリット

認可保育所等 認可保育園 保育の質が担保されている。
保育士の人数が確保されている。
法律上の面積要件を満たしている。
市町村の窓口や広報誌などで情報が公開されている。
ICT化が進んでいる園が増えているため、連絡等の負担が少ない。決められた保育時間の範囲内では、保育料は一定。
利用定員が決まっているので、希望の園に入園出来ない可能性がある。
特徴的な教育を受けることが出来ない。
入園できる時期が決まっている市町村がある。
世帯年収次第で保育料が高額になる保護者層が様々市町村が窓口になるので、事務的に進んでしまうこともある。
小規模保育事業 保育士の配置数が多いので、目と手が行き届く0.1.2歳の乳幼児に特化した小規模ならではの専門的な保育環境アットホームでゆったりとした雰囲気の保育(家庭の延長)
園児数に対して保育者数が多いので、園児とも保護者とも関わりが密になる。
子供一人ひとりに目が向けられるので、個別の発達を捉えることができる。
保護者対応に時間を作ることができるので相談しやすく連携がとりやすい。
大きい行事がないため行事の準備手伝いや参加の負担が少ない。異年齢の子供同士の関わりがもてることで豊かな心の成長が感じられる。
小学校入学前まで在園できない(3歳からは連携施設に転園)
設備が大型保育園に比べて整っていない(園庭や屋外遊具など) 園庭がないことが多い。
園庭代わりの公園などに行く場合、距離が遠いと事故などのリスクがある。
園児数が少ないので行事の盛り上がりに欠け、 行事や保育参観などで園での様子を見る機会が少ない。
保育士の資格がない保育スタッフがいる施設では、職員の知識や技能にバラつきがある。
認定こども園 基本は保護者の就労に関係なく入園可能。
幼児教育が充実異年齢交流が盛ん給食が提供される園が多い。
入園の優先順位がある平日の行事、保護者の集まりが多い。
子供同士の生活スタイルの違い(保護者の就労などにより、登園・降園の時間が異なるため、子どもの園での過ごし方にも差が出てくることもある) 施設数が少ない。
認可外保育施設 企業主導型 入園しやすく、保育料が安い(認可外にも関わらず認可保育園と同水準に抑えられているうえに、企業枠であれば福利厚生に含まれ、最低限の必要経費や無料の場合もある)
様々な働き方に対応している園がある(24時間開園や日・祝日開園している園もある)
保育士資格を持った職員が少ない保育環境(園庭が無かったり設置施設の面積が狭いケースが多い)
運営が安定しない(地域の待機児童の状況によっては運営が安定しないこともある)
認可保育所等
認可保育園
メリットのアイコン

メリット

保育の質が担保されている。
保育士の人数が確保されている。
法律上の面積要件を満たしている。
市町村の窓口や広報誌などで情報が公開されている。
ICT化が進んでいる園が増えているため、連絡等の負担が少ない。決められた保育時間の範囲内では、保育料は一定。
デメリットのアイコン

デメリット

利用定員が決まっているので、希望の園に入園出来ない可能性がある。
特徴的な教育を受けることが出来ない。
入園できる時期が決まっている市町村がある。
世帯年収次第で保育料が高額になる保護者層が様々市町村が窓口になるので、事務的に進んでしまうこともある。
小規模保育
事業
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メリット

保育士の配置数が多いので、目と手が行き届く0.1.2歳の乳幼児に特化した小規模ならではの専門的な保育環境アットホームでゆったりとした雰囲気の保育(家庭の延長)
園児数に対して保育者数が多いので、園児とも保護者とも関わりが密になる。
子供一人ひとりに目が向けられるので、個別の発達を捉えることができる。
保護者対応に時間を作ることができるので相談しやすく連携がとりやすい。
大きい行事がないため行事の準備手伝いや参加の負担が少ない。異年齢の子供同士の関わりがもてることで豊かな心の成長が感じられる。
デメリットのアイコン

デメリット

小学校入学前まで在園できない(3歳からは連携施設に転園)
設備が大型保育園に比べて整っていない(園庭や屋外遊具など) 園庭がないことが多い。
園庭代わりの公園などに行く場合、距離が遠いと事故などのリスクがある。
園児数が少ないので行事の盛り上がりに欠け、 行事や保育参観などで園での様子を見る機会が少ない。
保育士の資格がない保育スタッフがいる施設では、職員の知識や技能にバラつきがある。
認定こども園
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メリット

基本は保護者の就労に関係なく入園可能。
幼児教育が充実異年齢交流が盛ん給食が提供される園が多い。
デメリットのアイコン

デメリット

入園の優先順位がある平日の行事、保護者の集まりが多い。
子供同士の生活スタイルの違い(保護者の就労などにより、登園・降園の時間が異なるため、子どもの園での過ごし方にも差が出てくることもある) 施設数が少ない。
認可外保育施設
企業主導型
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メリット

入園しやすく、保育料が安い(認可外にも関わらず認可保育園と同水準に抑えられているうえに、企業枠であれば福利厚生に含まれ、最低限の必要経費や無料の場合もある)
様々な働き方に対応している園がある(24時間開園や日・祝日開園している園もある)
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デメリット

保育士資格を持った職員が少ない保育環境(園庭が無かったり設置施設の面積が狭いケースが多い)
運営が安定しない(地域の待機児童の状況によっては運営が安定しないこともある)